リグ、バイアスティー等の電源を入れ各バンドでマッチングがとれるか確認してみます。結果として7Mhzから50Mhzはマッチングがとれました。3.5Mhzは残念ながら無理のようです。
50Mhzは小さくとも専用のシングルデルタループの方が感度がいいので、両方のアンテナをマストに上げました。fig.111


D-Loop+ATU013-01

fig.111
HF用マルチバンドデルタループと50Mhz用デルタループ


ATU収容BOXが横向きなのは、風の影響を小さくするのと、マストを下げたときにATU収容BOXを取外しやすいようにするためです。

しばらく使用し、50Mhz用デルタループの方のゲインを少しでも上げようと欲が出てしまい、デル-モンドアンテナに乗せ換えてみました。fig112


D-Loop+Del-mondE002-01

fig.112

これまでデル-モンドアンテナのラジエータを前傾させるアームの部分は、8mmΦのグラスファイバーポールを使用していました。今回アルミのLアングルを三角形に加工したものに変更し強度アップを図りました。

デル-モンドアンテナのリフレクターエレメント上部がHFデルタループの上部エレメントにかなり接近しており、まれに風で接触することもありますが、HFデルタループの上部エレメントは被覆線だからなのかSWRの変化は感じられません。